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冷たい人が苦しい人間関係を築く理由

自分の性格の欠点に気づくこと

自分のことを「冷たい人だ」と考えている人は、ほとんどいないと思います。

 

しかし、自分から他人を見て「あの人は冷たい人だ」と考えることは、日常茶飯事ではないでしょうか?

 

たとえばあなたが電車やバスに乗っている時、優先座席に堂々と座っている若者の前に、腰の曲がったお年寄りや妊婦さんが立っていても、平気で座り続ける若者を見たら、あなたはどのように感じるでしょうか?

 

たぶんあなただけではなく、多くの人が「あの若者は、なんて冷たい人なんだろう?」と感じるに違いありません。

 

このような若者は「席を替わるのが恥ずかしい」と考えているのかもしれませんが、結局のところ思いやりのある優しい気持ちが欠けているのです。

 

そして、周りの人から「冷たい人」に見られていることに気づくことができない性格が、人間関係を悪くしている原因になります。

 

この例のような若者ではなくても、そのような性格の人は自分の欠点に気づいていないため、自分の人間関係が悪くても、何が原因か分からないでしょう。

 

その結果、周りの人が自分に対して冷たくされても「自分に対して冷たくするのは、他人が悪いのだ。自分は悪くない」と考えます。

 

しかし真実は、自分が他人に対して冷たい性格であるため、自分に返ってきている事に気付かず、理解することができないのです。

 

良好な人間関係を築く方法とは

“冷たい人の性格”として挙げられるのは「人に対して意地悪をする」「人に対して嫌がらせをする」「人をイジメる」「人が困っていても知らん顔をする」などです。

 

このような性格の人は、相手の立場に立って物事を考えられない人であり、かと言って自分が同じようにされると激しく怒ります。

 

また、相手が困るところを見るのが楽しみであり、相手を困らせる事によって、自己満足を得ようとします。

 

相手のことが気に入らないからといって、人を困らせたり悲しませたり傷つけることが、悪いことだという認識がなく、自分さえ良ければ人はどうなってもいいと考える自己中心的な性格です。

 

そして、自分の行いは正しいと思って行動しており、善と悪の区別がつかない可哀想な心の持ち主でもあります。

 

しかし、残念ながらこのような性格の人は“原因と結果の法則”により公正に裁かれ、苦しい人間関係を築くことになります。

 

このような“冷たい性格”の人が良好な人間関係を築くためには、自分の性格が間違っているということに気づき、改善しようと思わないかぎり難しいでしょう。

 

人生案内サイトでもお話しましたが“原因と結果の法則”は絶対であり、この世に生きている限りその法則から逃れることはできません。

 

もし、今の自分の人間関係が悪いということに悩んでおり、良好な人間関係を築きたいと考えるならば、方法はただひとつしかありません。

 

それは、自分の性格のせいで、人を困らせたり悲しませていることに気づき、自分の間違った性格を改善しようと、心から願うことです。

 

そうすれば、このサイトのような場所に導かれ、自分の性格を改善する方法を学ぶことができるでしょう。

 

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