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人間関係が悪いのは自己中心的な思考が原因である

自己中心的な人とはどんな人か?

人は自分がいちばん可愛いと考えており、何を考えるのも、何をするにしても、まずは自分中心に物事を考えます。

 

この世の中ではそのような考え方はごく普通であり、他人のことを中心に考えるより、自分のことを中心として考えるのが当たり前になっています。

 

自分ひとりの状況では、周りに誰もいないので、気を使わずに行動することが出来ますし、自分勝手に行動しても問題はないでしょう。

 

しかし、自分の周りに誰か他人が存在する場合には、そこには自分と他人という人間関係が生まれます。

 

たとえば、あなたが外出先から家へ帰ってきた時、家で家族がテレビを観て楽しそうに笑っていたとします。

 

でも、あなたには観たい番組があったので、何も言わずに勝手にテレビのチャンネルを変えました。すると家族は「なんで勝手にチャンネルを変えるんだ」と怒りケンカになってしまったのです。

 

この場合、家族の立場になって相手の気持ちを考えず、自分勝手にチャンネルを変えたのがケンカの原因であり、自己中心的な行動がこのような結果を招いたのです。

 

もし、家族の立場に立って「観たい番組があるけど、チャンネル変えていい?」とひとこと言っていれば、怒られることはなくケンカにもなっていなかったでしょう。

 

このように自己中心的な人とは、相手の気持ちを考えず、自分勝手な考えで行動する人のことです。

 

自己中心的な人の人間関係が悪いのは、自分さえ良ければいいという考えで行動するからであり、知らず知らずのうちに自分が原因を作っているのです。

 

どうしたら人間関係が良くなるのか

自己中心的な人は、無意識のうちに自己中心的な思考をしており、それにともなって無意識に自己中心的な行動をしていると考えられます。

 

これは生まれた時から形成された、自己中心的な性格によるもので、子供の頃の性格は、大人になってからもほとんど変わることはありません。

 

しかし、人の性格がまったく変わらないかというとそんなことはなく、本人の努力しだいで性格は少しずつ変えることが可能です。

 

そして、その人の人間関係が悪い原因は、その人の性格によるものがほとんどです。

 

ですから、その人の人間関係を良好にしたいのであれば、その人の性格を変えていくしか方法は無いといえます。

 

人間関係が良好になる性格とはどういう性格かと言うと、自己中心的な性格と正反対の性格であり、利他的な性格ということです。

 

では、具体的にどのような性格の人かというと、常に相手の立場に立って物事を考え、自分を犠牲にしてでも相手に尽くすことができる人です。

 

自己中心的な人が、いきなり明日からこのような性格に変わることは無理ですが、少しづつ利他的な思考に変えていく努力をすることで、性格は徐々に変わるものです。

 

しかし、そのためにはまず自分の人間関係の悪さは、自分の性格によるものだと気づく必要があります。

 

それが人間関係を良好にするための、すべての始まりになるのです。

 

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