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相手への思いやりの心を持つことが大事

今は自分中心の世の中

今の世の中には「思いやりの心が大事である」という考え方を持った人は、かなり少ないように思わないでしょうか?

 

たとえば、車で走っているとき、合流しようとしている車がいても、なかなか入れてもらえないという光景を見ることがあります。

 

また、電車にある優先座席の近くに高齢者の人が立っていても、若い人が平気で優先座席に座り続けているのを見かけることがあります。

 

このような光景を見るたび、寂しい気分になってしまいますが、それと同時に他人の立場に立って物事を考えられない人は「人間関係もきっと悪いだろう」と考えます。

 

今の世の中の風潮には、相手の立場に立って物事を考えるという常識はあまりなく、自分中心主義の考え方が常識となっています。

 

それは、子供の頃からそのような教育を受けてきたのが原因でもあり、物質中心の考えである人間社会ということも原因なのです。

 

いずれにせよ今までの物質中心の教育が間違っており、そのしっぺ返しが現在の世の中の出来事に反映されてきているのです。

 

現代に起きているさまざまな犯罪は、今までの間違った教育による、自分中心主義の人間を育てた結果であるといえるでしょう。

 

しかし、いずれ自分中心主義の世界は行き詰まり、これから先の未来は、自分中心主義から利他主義へと変わっていくことになります。

 

そして物質中心から精神中心へと移っていき、近い将来、人間の心が尊重される時代が訪れることになります。

 

思いやりの心が良好な人間関係を築く

今の世の中は自分中心主義の世界ですが、そのような考えで生きている人間は、困難や苦労が絶えない人生を歩むことになるのです。

 

もし、今の人生における人間関係が困難なものであり、スムーズに行かないのならば、自分の思考と行動を見つめ直すことをおすすめします。

 

人間関係というものは、自分が相手に対して行ったこと(原因)が、後になって自分に返ってくる(結果)ものです。

 

ですから、もし自分の人間関係がうまく行かず、トラブルが多いというのなら、まずは自分の思考と行動を改めることが必要なのです。

 

普段の自分がどのような思考をして、どのような行動をしているのかを知ることが大事であり、自分の事を優先した思考をしていないかチェックすることです。

 

もし、自分を優先した思考をしていたのなら、考え方を180度変えて、まずは相手のことを優先して考えることです。

 

「相手はどうして欲しいのか?」「相手はどうしたら喜んでくれるのか?」を考え、実際の行動に移すことです。

 

そのことが相手に対する思いやりの心であり、そのような相手に対する思いやりの心は必ず相手の心に届きます。

 

その思いやりの心を持って、実践を続けていれば、必ず人間関係は好転して行くことになるのです。

 

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