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人生に苦しみがある理由

なぜ人は苦しむのか?

人生には、さまざまな苦しみがあります。
人間関係の苦しみ、お金の苦しみ、病気の苦しみ、仕事の苦しみなど。

 

人は、そのような苦しみを経験すると「なぜ、自分だけが苦しまなくてはいけないのか?」「自分は何も悪いことをしていないのに不公平な世の中だ」と言いたくなります。

 

確かにギャンブルで負けたのが原因で、借金を作ってお金に苦しむのなら、自分が悪いと納得も出来ます。

 

しかし、身に覚えのないような人間関係の苦しみの場合は納得出来ません。たとえば、自分は何も悪いことをしていないのに、相手から一方的に意地悪をされる場合などです。

 

また、暴飲暴食など体に悪い事をして病気になるのは、しかたのないことですが、明らかに自分に原因が無いような病気になるのは、納得することが出来ません。

 

ではなぜ、人はこのような苦しみを経験しなければいけないのでしょうか?

 

人が苦しむことには原因があります

まず、苦しみが発生するには、それなりの理由があるのです。第一章でもお話した通り、この世の中には偶然という結果は存在しません。つまり、原因の無い結果は存在しないということです。

 

「苦しみ」という結果の裏には、何らかの原因が存在するのです。
ただ人は、その原因の存在に気づいていないだけなのです。

 

実は、苦しみが起きる根本的な原因は「摂理(法則)に反する行いをした」ことによるものです。わかりやすく言うと、第三章でお話した「悪い行いをした」結果、苦しみが生じるのです。

 

このことを宗教では「悪い行いに対する罰」や「バチが当たる」などと言います。また、前世での悪い行いに対して、苦しみで償うことを「前世のカルマ」と言います。

 

この世界で起きる出来事はすべて「原因と結果の法則」により導き出されています。ただ、この「原因と結果の法則」を知って実践している人は、ほとんどいないと言えるでしょう。

 

この法則を本当に理解して実践している人は、わずかな成功者と呼ばれる人たちだけでしょう。それだけ、この法則を理解している人は、ごく少数なのです。

 

「原因と結果の法則」を正しく理解して実践するということは「摂理に従った生き方」をするということです。この摂理に従った生き方をすれば、苦しむ事は次第になくなり、最終的には苦しみから開放されるでしょう。

 

しかし人は、「原因と結果の法則」がこの世界を支配していることに気づいていないようです。人を苦しめたら同様の苦しみが自分に返ってくるとは、思っていない人が多いようです。

 

ですから冒頭で申し上げた通り「何で自分が苦しまなければいけないのか」と考えてしまうのです。

 

そして多くの人は「この苦しみは、たまたま偶然、自分に起きたこと」であり「自分の責任ではない」と考えます。したがって検証も反省もすることもなく、また同じように「摂理に反する行い」をくり返します。

 

そして、当然ながら「原因と結果の法則」が働き、同じような苦しみを経験することになるのです。

 

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