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仕事で失敗した時はこのように考える

この世に失敗しない人間は一人もいない

人はだれでも失敗した時に落ち込み、悩みます。特に仕事での失敗は、そのことが頭から離れず、時には食事も喉を通らなくなったり、睡眠障害を引き起こしたりします。

 

また、仕事での失敗もさまざまですが、失敗が大きければ大きいほど、落ち込み悩む期間も長くなります。そして、悩みの期間が長くなるにつれて、精神的な病気にもなりやすく、それが原因で肉体的な病気にもなりかねません。

 

落ち込み、悩みの期間が長く続くと、精神的なダメージが大きくなり、それがやがてうつ病に発展していきます。また、長期的にストレスが続くと、ガンの発症にもつながります。

 

このように、仕事上の失敗にしても、大きな失敗ほど影響力も大きいのですが、人によっても影響力に個人差が出てきます。

 

同じ失敗でも、あまり気にしない楽天的なタイプの人ですと、その人自身あまり悩むこともなく、精神的にも肉体的にもダメージは少なくて済みます。

 

しかし、感受性が強く責任感の強いタイプの人は、自分を責めたりネガティブに考える事により、悩み続けて精神的にも肉体的にもダメージが大きくなります。

 

人は失敗した時に「なぜ自分は失敗したのだろう」「あの時こうしていれば失敗しなかったのに」「自分はダメな人間だ」などと考えます。

 

この時、知っていただきたいのは「人はだれでも失敗をする」「失敗しない人間は一人もいない」「完璧な人間は存在しない」という事実です。

 

さらに言うと「人は失敗しなければ成功することはできない」「人は失敗をすればするほど成長する」「人は失敗を経験することで進歩向上する」「成功するためには失敗を避けて通れない」ということです。

 

大事なことは失敗を成功に変えること

第一章でもお話しましたが、この世に失敗をしない人間は存在しません。なぜかと言いますと、私たち人間はすべて不完全な存在だからです。

 

逆に言うと、完全な人間はこの世に存在しないのです。ですから私たち人間は、失敗して当たり前、失敗して当然なのです。

 

歴史上の偉人と言われる人びと、たとえば発明王と言われるトーマス・エジソンは、数々の成功を収めましたが、その裏では成功以上の失敗を乗り越えたという経歴があります。

 

トーマス・エジソンが歴史に残る偉業を達成できたのは、失敗を失敗と考えずに、必ず成功できるという信念を持っていたからです。

 

他の人から見れば「狂っている」と思われるくらい、失敗を重ねたからこそ成功をつかみ取ったのです。

 

トーマス・エジソンに限らず、世の中で成功者と言われる人びとは例外なく、無数の失敗を経験して乗り越えてきました。

 

ただし大事なことは、失敗をしてもそのまま放置しないということです。失敗はだれでも当たり前にするものですが、その失敗から教訓を学び取らなければならないのです。

 

「なぜ失敗したのか?」「なにが原因で失敗したのか?」「今度はどうすれば成功するのか?」を考えなければいけません。

 

なぜなら、そのような検証をしなければ、進歩向上することが出来ないからです。

 

失敗した時に大切なことは、悩むことではなく、どうしたら失敗を成功に変えることができるのか、頭をフル回転させて考えることなのです。

 

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