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困難や苦難は進歩向上するためにある

楽なことばかりしていては成長しない

多くの人は、困難や苦難に直面すると「なんで困難や苦難が自分に来るのか」「困難や苦難から早く逃れたい」と考えるようになります。

 

もちろん人間はだれでも、困難や苦難は避けたいと思うのが普通です。自分から進んで困難や苦難に、飛び込んでいく人はいません。もし、そんな人がいれば周りから「気が狂っている」と思われるでしょう。

 

困難や苦難は、出来る限り避けたいのが人情です。

 

しかし、実は人間にとって「困難や苦難」はとても大切で重要なものなのです。

 

何が大切で重要かと言いますと「人は困難や苦難を経験することによって進歩向上する」からです。言い方を変えると「人は困難や苦難を経験せずに進歩向上することは無い」ということです。

 

人はだれでも楽しいことをしたり、楽なことをしたいと思います。お金や時間が自由にあって、好きな趣味や娯楽をして毎日が暮らせたら、どんなに幸せだろうと考えたりします。

 

しかし、人間は楽しいことをしたり、楽なことばかりしていては進歩向上はありません。そんなことばかりしていては、進歩向上どころか堕落と衰退の道を進むだけです。

 

たとえば、自分は仕事をするのが嫌だから、毎日遊んで暮らしていたらどうなるでしょうか?当然ながら楽をしたぶん進歩することもなく、生活が向上することもありません。何よりも給料が入らないので、生きていくことは不可能です。

 

困難や苦難を乗り越えることで進歩向上する

人は困難や苦難に出会うことを避けたがりますし、できるなら困難や苦難を乗り越えずに暮らしたいと思います。

 

しかし、過去の歴史を見るかぎり、困難や苦難を乗り越えることで、人間は進歩向上してきたことが証明されています。

 

たとえば日本でも過去に何度も戦争を経験してきており、その困難や苦難を乗り越えてきたおかげで、今の平和があると言ってもいいでしょう。

 

また、日本は世界の中でも地震が多い国と言われていますが、過去に起きた大震災の経験から、建築物の耐震化が進んでいます。もし、過去の日本に大震災などの困難や苦難が無ければ、現在ほど建築物は進化していないでしょう。

 

このように進歩向上や進化するためには、必ず「困難や苦難」を経験して乗り越えることが必要なのです。

 

ではなぜ、進歩向上や進化するためには「困難や苦難」が必要かと言いますと、この世界はそのような法則が働いているからです。

 

この法則のことを摂理とも言いますが、この宇宙や世界に普遍的に働いています。ミクロからマクロまで、すべての存在物はこの法則から逃れることは出来ません。

 

あなたがもし「進歩向上したい」「今の人生をもっと良くしたい」と考えるのなら、「困難や苦難」の経験を活かして、より良いものを手に入れていただきたいと思います。

 

すなわち「困難や苦難」は決して悪いものではなく、自分自身を成長させてくれる教材であると考えれば、少しは苦しみから開放されるのではないでしょうか。

 

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