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運命は借金を返済するためにあります

すべての人は平等に借金の返済をします

人の運命が決まっているからといって、何をやってもムダだと思っている人がいます。何をやっても結果は決まっているから、適当に人生を楽して生きればいいという考え方です。

 

はたしてこの考え方は正解なのでしょうか?

 

確かに自分の人生が最初から決まっていれば、何をしても変わらないのだからムダなように思えます。

 

しかし、人間の人生の中で決まっている運命というのは、おおまかな出来事であり、あるパターンが決まっているというだけのものです。

 

決まっている運命というのは、前世での自分の悪業を精算するために起こることです。わかりやすく言えば、罪の償いです。前世で作った「悪業」という借金を返済することが運命なのです。

 

この前世で作った「悪業」という借金から逃れることはできません。

 

なぜかというと理由は二つあります。

 

一つ目は、生まれる前から借金の返済を自分から願って、この世に生まれてきたからです。ではなぜ前世での記憶が無いのかというと、前世での記憶が残っていると、この世での人生に支障をきたすからです。

 

人は人生で起こる運命が最初からわかっていると、その運命から逃れようとします。そうなると混乱して、日常生活を送ることも困難になってしまいます。

 

二つ目は、前世で作った「悪業」を返済することによって、すべての人が平等で公平な立場になるのです。

 

前にもお話しましたが、この世界はすべて平等で公平な法則によって運行されています。すべてに調和とバランスが行き届いています。

 

もしこの世界が不平等で不公平な世界であれば、とっくの昔にバランスを崩して崩壊しているでしょう。

 

自分の責任は自分で取らなければなりません

そのような訳で前世での行いによって、この世での運命が決まるのですが、だからといって人生で起こる出来事が100パーセント決まっているわけではありません。

 

必ず起こるであろう運命以外は、自分の自由意志によって自分で物語を作っていくのです。人間に自由意志というものがなければ、ロボットと同じになってしまいます。

 

しかし、その自由意志を使えるということは、それなりの責任を負うということになります。当然、悪い行いをすればそれに見合った責任を取らなければなりません。

 

その悪い行いの責任を取ることが、運命であると言えます。

 

ですから運命がきた時には「その運命は自分が前世でまいた種を自分で刈り取るために起きた」と考えることです。

 

その運命を体験することによって、前世での借金が帳消しになっていくのです。運命は自分で体験せずに、代わりに誰かが体験することはできないのです。これもすべて平等で公平な法則が働いているからです。

 

しかし、その運命に感謝して乗り越えることができたのなら、大きく成長して二度とそのような運命に出会うことはないでしょう。

 

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