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今の人間関係は自分が原因を作っている

人間関係の原因は偶然発生しているのではない

いま現在「人間関係がとても良好で、悩みなどはまったく無い」という人も「とても人間関係が悪く、夜も寝られないほど悩んでいる」という人も、今の人間関係を築いたのは間違いなく本人であるはずです。

 

それは「悪い人間関係になったのは本人が悪いからだ」というのではなく、どのような人間関係でも、その人間関係に関与している人が原因を作っているのは間違いのない事実だということです。

 

ではなぜ、人によって良好な人間関係を築いている人がいる反面、悪い人間関係を築いている人がいるのでしょうか?

 

「同じ人間なのに、なぜ人によって良い思いをしたり、悪い思いをしなければならないのか?」

 

「この世の中はあまりにも不公平であり、結局、要領のいい人間が得をする世界なんだ」

 

「神様は不公平だ。この世に神様なんていない。自分の好き放題したもの勝ちだ」

 

このように考えている人も多いと思います。

 

確かにある出来事の表面だけを見ていたり、結果だけで判断すると、このように感じることも理解できます。

 

しかし、物事の本質を探っていくと、どうやら結果というものに対して、原因というものが必ず存在していて、偶然に結果が発生しているのではないということに気づきます。

 

ということは、今の人間関係という結果に対して、原因というものは必ず存在していて、その原因を作っているのは自分にあるということになります。

 

人間関係の法則に従って生きる

人によって良好な人間関係の人と、悪い人間関係の人がいるのは、いったい何が違うのでしょうか?

 

その答えをひとことで言うと「思考と行動が違う」ということです。

 

これだけだと何のことかよく分かりませんので、もう少し詳しく説明すると…

 

人間関係というのは自分と相手との関係であり、お互いの言葉(こころ)のやり取りや、行動のやり取りで、人間関係は良くもなり悪くもなります。

 

たとえば相手に対して好感があり、相手に対して優しい言葉をかけたり、困っている時に手伝ってあげたら、相手はどのように感じるでしょうか?

 

反対に、相手の事が嫌いで、相手に対して冷たい言葉をかけたり、困っていても知らん顔をしていたら、相手はどんな気分になるでしょうか?

 

このように、相手に対してどのような行為をしたかによって、相手に与える印象は変わり、相手の思いも変わってくるのです。

 

当然、優しくした相手からはそれなりの結果が返ってくることになり、冷たくした相手からはそれ相応の結果が返ってくるということです。

 

このようなことを“原因と結果の法則”と呼んでおり、人間関係はすべてこの法則によって支配されています。

 

人生を“原因と結果の法則”に従って生きる限り、幸せで実りある人生を歩むことが出来るのです。

 

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