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頑固な人間は損をする理由

頑固者はなぜ損をするのか

世の中にはいろんな性格の人がいますが、中には自分の考えは絶対に正しいと考えている人がいます。自分の考えを押し通し、最後まで考え方を変えようとしない人です。

 

そのような人は頑固者と呼ばれ、あまり歓迎されない場合が多いようです。

 

なぜ頑固な人は周りの人から歓迎されないかというと、他人の意見を聞こうとせず、自分の考えを押し通すからです。

 

もっとわかりやすく言うと、他人の考えを受け入れようとせず、自分さえ良ければいいという自己中心的な性格のため、人から敬遠されるのです。

 

もっとも本人はそのことに対して無頓着か気づいていないため、改めようとはしません。

 

それどころか一度決めたことは、何が何でも絶対変えないという信念を持っているので、周りの人が何を言ってもムダなのです。

 

さらに頑固な人間は、自分の考えを貫き通すことが美徳と考え「頑固な人間がカッコイイ」「人から尊敬されている」と勘違いしているから困りモノです。それはただの自惚れだということに気づていないみたいです。

 

そして頑固な人間の性格は、プライドが高いということが言えます。

 

自分の考えが絶対に正しく、自分が一番偉いと考えているため、他人のことは平気で見下げる事があります。しかし、その反対に自分のプライドや自尊心を傷つけられると、激しく怒ったりします。

 

つまり頑固な人の性格として、自分がされたら嫌なことを人に対して平気で行う傾向があります。要するに利己主義的な考え方です。

 

このような考え方を持っているので、人から敬遠され「変わり者」というレッテルを貼られ、孤立する人生を歩んでいくのです。

 

昔の時代では、それでもある程度は通用していたのですが、これからの時代は価値観も昔とは違って大きく変わりつつあります。時代は進化しているのです。

 

これからの時代は利己主義的な考えはだんだん通用しなくなります。自己中心的な考えは通用しない時代に進化しつつあります。

 

頑固な性格が進歩向上を遅らせる

過去の歴史を見てもわかる通り、時代が進むにつれて人類のあらゆる面で進化が進んでいます。

 

第一章でお話した通り、人間の存在している目的が進歩向上であるかぎり、人間があらゆる面で進化していくのは当然のことなのです。

 

ところが、人間が進歩向上する上で障害となるのが「怠惰」(たいだ)や「満足」などです。もちろん、一時的に休息することや満足することは構わないのですが、常に高みを目指すことが大事なのです。

 

「頑固な性格」は自分の考えが絶対に正しいと考え、自分の考えを変えようとしないので、結果的に今の自分に満足してしまい、進歩向上できないのです。

 

頑固な人間に理解していただきたい知識として「完璧な人間は存在しない」ということです。

 

自分に満足した時点で「堕落」と「衰退」が始まり、気づいた時には周りに追い越され、「なぜ周りの人は私のすることが理解できないのか」と嘆(なげ)くことになります。

 

物事には「上には上がある」のであり、人間が絶対的な到達点に達成することはあり得ません。目標に到達すれば、また次の目標を目指して進歩向上していくのです。

 

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