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どうすれば人と仲良くなれるか?

人は自分に似ている人に好意を寄せる

人間は自分の好みのタイプや、考え方が似ている相手に対しては、好意的になり仲良くなろうとしたり、友達になろうとします。

 

しかし、自分の考え方と正反対の意見を言ったり、自分の考えを否定する相手に対しては、嫌悪感を抱くようになります。

 

これは自然なことであり、自分の考え方に同調したり共感してくれる相手に対しては、気分も良くなり親しみを感じるものです。

 

人間は自分に似ている相手に好意を寄せるものであり、考え方や性格、外見や育った環境などが似ていると親しみを感じます。これを心理学では「類似性の法則」といいます。

 

たとえば、あなたが日本から遠く離れた外国へ旅行に行ったとき、街を歩く人はほとんどが現地の人ばかりです。

 

そんな時に、たまたま歩いている日本人に「こんにちは!」と声を掛けられたら、とても親しみを感じ、知らない人でも仲良くなれるのではないでしょうか?

 

また、学校や職場などで初対面の人と話をしている時に、たまたま出身地が同じだったり、趣味や血液型が同じだったりすると、その人に親しみを感じるのではないでしょうか

 

このように人は、自分に似ている人に対して好意を寄せるものであり、逆に自分に似ていない人は親しみや好意を感じることは少ないといえます。

 

ましてや自分の外見や行動、考えや価値観を否定する相手に対しては、敵意すら感じるものです。

 

このことは単に個人に限られたことではなく、グループや団体、国家に対しても言えることであり、思想などが似たもの同士が仲良くなる習性があります。

 

類似性の法則を用いて人と仲良くなる

もうすでに、お気づきかと思いますが、人と仲良くするためには、相手と自分の似ている点や共通点が必要であるということです。

 

また、相手と自分の似ている点や共通点が多ければ多いほど、お互いが仲良くなる可能性は高くなります。

 

そのためには相手といろいろな会話をして、自分と相手との接点や共通点をできるだけ多く探すことです。

 

そして、決して相手の意見や考え方を否定することなく、相手の意見や考え方に共感することが大切です。それは相手の立場に立って、相手の人格を認めるということです。

 

つまり、自分のことばかりを主張するのではなく、相手の主張も認めることで、相手に対して思いやりの心が伝わり、相手も自分のことを受け入れてくれるのです。

 

あなたは人から、どのようにされたら嬉しいと感じますか?

 

人から否定されるより、人から共感されたり、人から認められた方が嬉しくないですか?

 

人と仲良くなりたいと考えるのならば、自分から相手に対して積極的に共感し、相手のことを認め受け入れることです。

 

そして、人と仲良くなるポイントは「自分がされたら嬉しいことを人にしてあげること」です。

 

もしあなたが、このような思考と行動ができる人間になれば、あなたは誰からも好かれ、誰とでも仲良くなれる人間になれるでしょう。

 

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