今の人間関係は自分が原因を作っている
自分が関係している事には自分にも原因が存在する
前にも人生案内サイトでお話しましたが、この世に偶然というものは存在しません。
すべての出来事には何らかの原因が存在しており、原因のない結果というものは存在しません。
その理由は、この世の中は「原因と結果の法則」に支配されており、物理的にも精神的にも、この法則から逃れることは出来ないからです。(詳しくは人生案内サイトをご覧ください)
そして、人間関係も例外ではなく「原因と結果の法則」が適用されています。
つまり、人間関係で起きる出来事は、すべて「原因と結果の法則」によって運行されており、偶然の結果というものは存在しないのです。
そのような理由から、今のあなたの人間関係を作り出している原因は必ず存在しており、偶然に発生したものではないということです。
人間関係の良し悪しは人それぞれで、良好でスムーズな人間関係を築いている人や、困難で悩み多い人間関係を築いている人などさまざまです。
しかし、そのような人間関係を築いている原因を作っているのは本人なのです。
自分が関係している人間関係というものは、自分が1パーセントでも関わっている以上、自分にも何らかの原因が存在しています。
逆に、自分がまったく関係していない人間関係は、当然のことながら自分には原因が存在していない事になります。
良好な人間関係を築くステップとは
残念ながら多くの人は、今の人間関係を築いている原因が、自分自身にあるとは気づいていないようです。
多くの人は、今の人間関係が悪いのは相手のせいだと考えており、自分は悪いとは思っておらず、原因はすべて相手にあると考えています。
しかしこのような考えでは、いつまでたっても人間関係が良くなることはありません。逆に人間関係が悪化していくことになります。
なぜなら、先ほども言いましたとおり、人間関係は「原因と結果の法則」によって成り立っており、その原因に気づいて改善しないかぎり、良くなることはないのです。
今の人間関係の原因が「自分にもあり」自分自身を改めていく必要があることに気づくことが大切です。
もちろん、今の人間関係のすべての原因が自分にあるということではありません。しかし原因が相手だけではなく「自分にもある」と認識することが重要なのです。
人間関係は自分と相手との関係であり、相手一人だけでもなく、自分一人だけでもありません。ということは、人間関係の原因を作っているのは、相手と自分の両方であるということです。
そして、自分が今までも同じような人間関係を繰り返しており、その人間関係を改善しようとするならば、自分自身の何かが変わらなければ良くならないということです。
今の人間関係が悪い状態ならば、その原因が自分にもあり、自分が変わらなければならないことに気づくことが、良好な人間関係を築く最初のステップです