人生の案内ステーション 人生の道しるべ 生きる目的 人間関係の悩み

人間関係の悩みを解消するために

悩みの原因がどこにあるのかを考える

現代社会では多くの人が人間関係の悩みを抱えており、悩み相談の多くは、人間関係に関する内容ではないでしょうか。

 

学校の友達や職場の同僚との会話の内容は、学校の人間関係や会社の人間関係など、周りの人間関係に関する話題が、かなりの比率を占めていると思います。

 

たとえば「○○くんは、いつも先生にゴマをすっている」とか「○○さんは、人には厳しいけど自分には甘い」など、他人のうわさ話や陰口を言うことなどです。

 

このように人間は、人のうわさ話などが好きですが、いざ自分の人間関係の事になると、いろんな悩みが出てきて他人事ではなくなるのです。

 

そして、自分の人間関係の悩みを解決すべくいろいろ考えますが、どうしたら悩みが解決するのか分からず思い悩むのです。

 

人間関係の悩みだけではなく、あらゆる悩みにも共通することですが、問題解決をするためには、問題の原因を特定しなければなりません。

 

「原因がどこにあるのか?」「原因は何なのか?」ということを冷静かつ客観的に考え、その根本原因を改善して行かなければなりません。

 

人間関係における根本原因というものは、自分自身が関係していることがほとんどであり、自分自身の思考と行動を改善すれば問題解決する場合が多いのです。

 

人間関係の問題を解消するためには、まずは根本的な原因を見つけ出し、その原因に対して自分はどのように関係しているのかを考えることです。

 

そして、そのような問題が生まれる原因になった、自分の言葉や行動がどこにあるのかを思い起こすことです。

 

人間関係は法則によって動いている

この世の中の人間関係は法則に従って動いており、その法則とは“原因と結果の法則”といいます。

 

たとえば、ある人から何か怒られた時、それは自分がその人に対して何か気に入らないことをしたか、その人を不快にさせるようなことをしたか、何らかの原因が必ず存在するのです。

 

その原因は必ずしも正当な理由ではなく、相手のカン違いや、虫の居所が悪かったせいかもしれません。

 

しかし、そこには何らかの原因が、自分と相手との間にあったのであり、なにも原因が無いのに、偶然に結果が生じるということはあり得ないのです。

 

もちろん第三者が悩みの原因を作っているケースも考えられますが、基本的に悩みの原因は自分と相手にあることが多いのです。

 

そういう意味でも、人間関係の悩みを解消をするためには、自分自身の意識を変えることが必要になってきます。

 

繰り返しますが、人間関係は“原因と結果の法則”に従って動いており、人間は何も原因が無いのに、感情が動くことはありません。

 

人間は楽しいことや嬉しいことがあるから笑ったり喜んだりします。そして、不快なことや悲しいことがあるから怒ったり泣いたりするのです。

 

物事には何らかの原因があるから結果が存在します。言い換えれば、原因のない結果は存在せず、結果があるということは原因が存在するということです。

 

人間関係の悩みを解消するためには、悩みの原因となる自己中心的な考えを捨てて、相手のことを思いやる心を持つことが大切です。

 

スポンサーリンク


トップページ