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意地悪な人への対処法とは?

意地悪な人間の性格と価値観

“意地悪な人間”というのはどのような性格かというと「人を見下す性格」「人を妬(ねた)む性格」「攻撃的な性格」などの自己中心的な性格の持ち主です。

 

具体的に言うと「他人に嫌なことを言ったり」「他人に暴力を振るったり」「他人が嫌がることをしてイジメる」という行動を取る人間です。

 

他人に対して“意地悪な人間”は善と悪の判断ができない人間であり、自分の欲望を満たすことができれば、人がどうなっても良いと考える人です。

 

そして、そのような人は自分がやられたら激しく怒るくせに、他人に対しては平気で意地悪をするという自分勝手な人間です。

 

つまり“意地悪な人間”は相手の立場に立って物事を考えることができない、気の毒な人間であり、人間的に見れば精神的及び人格的レベルの低い人間であるといえます。

 

そのような人間の価値観がどのようなものかというと「人が困っている姿を見ることが、自分にとって喜びであり幸せ」なのです。

 

また、自分が他人に対して直接的に意地悪をしていなくても「いじめられる人間も悪い」と言っている人間も“意地悪な人間”と同レベルだと言えます。

 

人間は“利己心”が強いほど、心の精神レベルは低い状態にあり“利他心”が強いほど心の精神レベルが高く、人格的にも優れていると言えます。

 

このように“意地悪な人間”は心のレベルが低い程度のところにあり、まだまだ心の進化の過程では、多くの困難が待ち受けることになります。

 

意地悪な人間への対処の仕方とは?

先程もお話しましたが“意地悪な人間”は「人が困っている姿を見ることが、自分にとって喜びであり幸せ」であり「自分の行っていることは正しいことだ」と心から信じています。

 

ですから周囲の人が咎(とが)めたり、注意したりしても、意地悪をしている人間にとっては、何が悪いことなのか理解することができないのです。

 

これは“意地悪な人間”だけでなく、ほとんどの人間に対して言えることですが、人は自分の価値観以外の事を理解するのは難しいのです。

 

「人に意地悪をして楽しい」と思っている人間の価値観を変えるには、逆にその人間が他人から意地悪をされて、苦しい体験をしないと理解することができず、変わらないものです。

 

ですから“意地悪な人間”に注意しても、本人は理解できずに反発するだけで、同じことを繰り返すのです。

 

そのような事を理解した上で“意地悪な人間”に対して対処するとすれば、次にあげる3つの選択肢が有効と考えられます。

 

ひとつは“意地悪な人間”になるべく近寄らないようにして距離を置くことです。ある意味で「避難する」と言ったほうがいいでしょう。

 

2つめは“意地悪な人間”より強い立場の人間が、常に監視して意地悪な行為をさせないようにすることです。

 

3つめは“意地悪な人間”に負けない知識と精神力を身に付け、相手の低レベルな意地悪に対して対抗し防御することです。

 

誰でも意地悪な人間には近づきたくないし、関わりたくないと考えます。

 

しかし、意地悪な人間からも学ぶべきことがあるはずです。自分を成長させる糧と考えて付き合ってみることも、決してムダにはならないものです。

 

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