「結婚したら幸せになれる」というのは誤解だった
間違った結婚の常識
結婚は人生の中でも大きなイベントです。しかも、結婚の中身しだいでは、人間の人生が大きく変わるほど重要な出来事です。
多くの人は結婚式を盛大にして、いかにも「結婚したことが幸せ」のように感じていますが、実は皆さん勘違いしているのです。
結婚といえばだれでも「結婚は幸せのゴール」と考え、「今が幸せの絶頂」と思って結婚するみたいです。確かに当事者達は「幸せ」と感じているので、ある意味「幸せ」かもしれません。
しかし本当は「結婚は幸せのゴール」ではなく「結婚は幸せのスタート」なのです。多くの人が勘違いされていますが「結婚は幸せになるためのスタートラインに立った」というのが正しい考え方です。
もちろん、結婚だけが幸せのルートではなく、結婚しなくても幸せになれる人はいます。結婚すれば必ず幸せになれるという保証はどこにもないのです。
現実問題として結婚された方の中には「結婚して不幸になった」と思われる方が、少なからずおられるという事実があります。
これは別に、結婚に対して批判したり水を注している訳ではなく、現在の間違った固定観念を何の疑いもなく受け入れて実行しているところが、不幸の始まりなのです。
ここではページ数の都合により、多くを語ることはできませんが、現在、世間一般に当たり前のように語られている「結婚」についての内容は間違っています。
詳しいことは「人間関係サイト」を読んでいただきたいと思いますが、ここでは簡単に結婚についての間違いを、お話したいと思います。
間違った固定観念が結婚を不幸へと導く
近年の日本では「離婚率」の高さが問題となっており、既に結婚しているカップルが離婚する確率は、約3組に1組という統計が出ています。(既婚カップル全体に対する離婚の割合)
アメリカの離婚率である2組に1組が離婚している割合に比べると低いですが、離婚するカップルが多いということに変わりはありません。
このように離婚が多い原因は、結婚に対する間違った固定観念を、何の疑問もなく受け入れている事にあります。
結婚に対する正しい知識を学んでいない人が、流れに乗せられて結婚してしまうケースが多いのではないかと思われます。(たとえば周りの人が結婚していくからとか、親を安心させるためなど)
「結婚イコール幸せ」という言葉の魔法にかけられ、結婚をシュミレーションすることなく、何も考えずに、その場の感情で結婚してしまうケースが多いのではないかと思います。
そして結婚後、しだいに夢からさめていき、夢と現実のギャップに苦しむことになります。苦しむケースは人によってさまざまですが、最終的に苦難に耐え切れず離婚という結果になってしまいます。
離婚は本人だけでなく、子どもや周囲の人も不幸にさせてしまう可能性があるのです。
このような離婚という不幸を避けるためには、結婚に対する正しい知識を学び、事前にネガティブシュミレーションを行うことで、客観的に自分の結婚を見つめなおすことが必要です。
これから結婚するという人に正しい結婚の知識を教育をすることで、不幸な結婚を避けることが可能であると言えます。