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人間関係は心理学の知識で変えられる

人は心理学の法則で動かされる

多くの人は心理学というものを、あまり重要視していません。

 

そして、小学校や中学校の義務教育で心理学を学ぶことはほとんどありませんし、高校や大学で習ったとしてもテストで合格点を取るために、暗記するだけのものです。

 

そのため学校での単位を取得すれば、それで記憶の中から忘れ去られてしまい、日常生活における人間関係で、心理学を活用することはほとんどありません。

 

ごく一部の人間が心理学の重要性に気づいて、心理学で得られた知識を日常生活の人間関係に活用しているに過ぎません。

 

心理学の中には、非常に強力な武器とも言うべき法則が存在します。その法則は心理学の知識を知っている人間でさえも、気付かずに動かされてしまうほど強力なパワーを秘めています。

 

それは現実にビジネスにおけるマーケティングや、詐欺などの犯罪などでも利用されており、日常生活のいたるところで目にすることができます。

 

心理学の知識を持っている人間なら、多少は防御することは可能ですが、心理学の知識が無い人間は、簡単に感情を動かされ行動させられたり、大切なお金までも差し出してしまうのです。

 

心理学の知識を身に付け活用して日常生活を暮らしている人と、心理学の知識を身に付けないで日常生活を暮らしている人では、全く違った人生を歩むことになります。

 

普段の生活を心理学の知識を持たず無防備に過ごすことは、知らず知らずのうちに相手の思うままに、感情や行動をコントロールされていると言っていいでしょう。

 

また、人間関係の中で相手の心理状態を知ること無く、自分の感情を相手に押し付けるだけの一方通行の人間関係となり、良好な人間関係を築くことが難しくなります。

 

心理学の知識で良好な人間関係が築ける

たとえば、心理学の法則のひとつに“返報性(へんぽうせい)の法則”というものがあります。

 

この“返報性の法則”とは何かというと、人は何かを与えられると返さなくてはいけないという義務感が生じるというものです。

 

デパートやスーパーマーケットの食品売り場で、試食販売を見かけたことがあると思いますが、これなどは“返報性の法則”を利用した営業活動と言えます。

 

また、この法則を利用して良好な人間関係を築くこともできます。

 

どういうことかと言いますと、職場などで上司や同僚や部下の仕事を手伝ってあげるとします。すると、ほぼ全員が何らかの形で自分の仕事を手伝ってくれたり、協力してくれるはずです。

 

そして、心理学のなかに“類似性の法則”というものがあります。

 

この“類似性の法則”とは何かというと、人はあらゆる点で自分に似ている人に好意を寄せるというものです。

 

この法則を利用して相手の趣味や食べ物の好み、生活環境や考え方の共通性を見つけ出し、その類似性を相手と共有することによって仲良くすることができます。

 

このような心理学の法則は、普段なにげなく使っているかもしれませんが、この心理学の法則を意識して活用することによって、今まで以上に人間関係を良好にすることができます。

 

なぜなら法則というものは知っていて活用するのと、知らずにたまたま使うのとでは、その後の効果の大きさは何倍も違ってくるからです。

 

もしあなたが今まで以上に人間関係を良くしたいと考えるのならば、心理学の知識を学んで日常生活に活用することが必要になります。

 

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