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他人のことを考えている余裕はないという人

自分に余裕があっても他人を助けない人

世の中には、自分のことで精いっぱいで「他人のことなど考えていられない」という考えの人が多少なりともいると思います。

 

それは、収入が少なく日々の生活にも余裕がなく、自分が食べていくだけが精いっぱいの人や、募金をしたくても生活が苦しくてできない人などです。

 

そのような人は、他人が困っていても助ける余裕がなく「他人のことなど考えていられない」と考えることは無理のないことです。

 

しかし、中には自分に余裕があり、人を助けることができるにもかかわらず、見て見ぬふりをする人がいるものです。

 

たとえば電車に乗っている時、どう見ても健康的で若い人が優先座席に座っており、近くに高齢者の人や赤ちゃんを抱いたお母さんがいるにもかかわらず、座席を譲らない人がいます。

 

このような人は「自分は仕事で疲れているから他人に席を譲る余裕はない」と考えているのかもしれませんが、自分より弱者に対する思いやりの気持ちに、欠けているのではないでしょうか?

 

また、自分の生活には十分な余裕があり、金銭的にもかなりの預貯金があるにも関わらず、震災募金などには寄付することの無い人です。

 

このような人も「自分が一生懸命に頑張って貯めたお金を、なぜ人に寄付しなければならないのか」と考えているのかも知れません。

 

しかし、このような考えの人は「自分さえ良ければいい」という考えの人であり、自己中心的な心の持ち主と言えるでしょう。

 

自分のことしか考えていない人の人間関係とは

人はだれでも多かれ少なかれ自分のことが可愛いと考えており、自分のことを優先的に考えるものです。

 

そして、今の世の中の風潮は「人の事ばかり考えて、人を優先していたら自分が損をする」という考えの人が、かなりいるのではないでしょうか?

 

また「人を助けても、自分には何もプラスになることが無い」と考えている人も、大勢いるのではないでしょうか?

 

しかし実は、このような考え方の人は人生で困難なことに出会ったり、人間関係がスムーズに行かずトラブルに見舞われることが多いのです。

 

なぜかというと、この世の中はある法則によって成り立っており、人生や人間関係はこの法則によって運行されているからです。

 

この法則は“原因と結果の法則”といい、簡単に言うと「良いことをすれば良いことが返ってくる」「悪いことをすれば悪いことが返ってくる」ということです。

 

このような話をすると「何を子供だましのような事を言ってるんだ」という人がいると思いますが、この法則は実際に存在するのです。

 

この法則を信じて自分の考えと行動を改めた人は、人生と人間関係が大きく改善されるでしょう。

 

しかし、この法則の存在に気づかず、自分勝手な生き方をする人は、今までと変わらず困難やトラブルが多い人生を歩むことになるでしょう。

 

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