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人の不幸を笑う人はどうなるのか?

人の不幸を笑う人はどのような性格か?

世の中の多くの人は、他人が病気になったり事故に遭って苦しんでいると、気の毒だと同情します。

 

それは、もし自分が病気になったり事故に遭ったら苦しいということが、相手の立場に立って考えることができるからです。

 

そこには人間としての思いやりの心があり、慈悲心というものが芽生えます。

 

たとえば大震災が発生したことがニュースなどで報道されると、被害に遭われた人に同情して、自分もなにか力になりたいと考え、募金やボランティアなどに参加したくなるものです。

 

しかし、そのように他人が苦しんだり困っているのを見ると、なんとかして助けてあげたいと思う心の優しい人がいる反面、中には他人の不幸を笑ったり、他人の不幸を喜んだりする人がいるのです。

 

ではなぜ、そのように他人が苦しんだり困っている姿を見て、笑ったり喜んだりするのかというと、自分を相手の立場に置き換えて考えることが出来ないからです。

 

そして、そのような人は他人の苦しみや悲しみに同情することができず、他人が困っている姿を見たいという意地悪な心の持ち主といえるでしょう。

 

また、視野が狭く大きな視点で物事をとらえることが出来ないため、自分の感情だけで判断をおこない、物事の本質を見抜くことが出来ないのです。

 

自分が気に入らなければ他人のことを悪く言い、自分が気に入れば他人のことを褒めたり、優しくしたりしますが、根本的に自分の気分しだいで物事を判断する冷淡な性格の人です。

 

人の不幸を笑う人はどうなるのか

このような話をすると「人の不幸を笑う人などいるわけがない」という人が必ずいます。しかし残念ながら、人が困っている姿を見て笑ったり、人が悲しんでいる姿を見て喜んでいる人が、この世の中には実際にいるのです。

 

それは現実に、学校や会社などでイジメの現場を目撃したり、ニュースなどでイジメの問題が取り上げられているのを見れば、納得できると思います。

 

イジメの加害者側の人間は、人をイジメることが楽しみであり、人が困ったり悲しんでいるのを見て喜んでいるのです。

 

人をイジメて楽しいと感じる人の価値観は、モラルや道徳心のある普通の人にとっては理解しがたいものです。

 

では、人の不幸を笑う人はどうなるかというと、いずれ自分にも同じようなことが返ってくるということです。

 

つまり、人の不幸を笑う人は、自分に不幸な出来事が起きるということです。

 

人に対して行ったことは、必ず自分に返ってきます。

 

人に対して喜ばれるような事や、人の役に立つようなことをすれば、人から良いことが返ってきて幸せな気分になれます。

 

反対に、人を苦しめたり悲しませるような事をすれば、今度は自分が苦しんだり悲しむ様な出来事が起こるのです。

 

この世の中で起きる出来事に偶然というものはありません。自分がまいた種は自分で刈り取らなければならないのです。

 

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