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神は存在するのか?

“神”という言葉の意味を理解する

まず、人は“神”という言葉の意味を、一人ひとり違うイメージで解釈しています。わかりやすく言うと、自分で作り上げた“神”のイメージを一人ひとりが持っています。

 

ある人は「神とは人間の願いを叶えてくれる存在」と考えており、ある人は「神とは宇宙や人間を創った存在である」と考えており、またある人は「神とは人間が考えた空想上の産物である」と考えています。

 

ですから“神”を語るときには、お互いが“神”に対する共通のイメージを持っておかないと、話の論点がズレてしまうことになりかねません。

 

このサイトでは“神”という言葉の意味は「森羅万象(宇宙に存在する一切のもの)の創造主である」と定義付けいたします。

 

つまり“神”とは「この宇宙や銀河系や太陽や月や地球を創造し、人間や動物や魚や植物などの生命体を創造した唯一の存在である」と定義します。

 

このことは“神”の存在を信じる信じないに関わらず、言葉の意味としてお互いに理解しあうということです。

 

わかりやすく言うと「神=創造主」ということです。

 

そしてもう一つ、多くの人は“神”のイメージに「神は人間と同じような人格を持った存在である」と考えています。

 

たとえば多くの人は「神様は長いヒゲを生やして杖を持っている」イメージを思い浮かべると思います。

 

しかし“神”とは森羅万象を創造した存在であることを考えれば、人間的な存在では無いことがわかると思います。

 

なぜなら人間には太陽や惑星、さらには動物や植物などの生命を創造することはできないからです。

 

「神は存在するのか?」という疑問に対する回答

では、この宇宙や人間などの生命体は、はたして何者かによって創造されたものなのか?または偶然に発生したものなのか?という疑問について考えていきましょう。

 

この宇宙に存在するすべてのものが、何者かによって計画され創造されたものなら、その存在は先ほど定義した“神”ということになり、“神”は存在することになります。

 

しかし、この宇宙のすべてのものが偶然に発生したものであるなら、“神”のような知性的意識体は存在しないということになります。

 

では“神”の存在を検証していくことにしましょう。

 

まず、人間というのは知的生命体であることは疑いのない事実です。

 

そして、たとえば空を飛ぶジェット旅客機は、人間が科学技術を結集させて作った乗り物であり、もちろん創造したのは人間です。これも疑う余地のない事実です。

 

まさかジェット旅客機を見て「これは偶然に発生したものだ」という人はいないと思います。

 

では、空を飛ぶ鳥の鳩(ハト)はどうでしょうか?

 

鳩は偶然にできたものでしょうか?

 

「偶然」を辞書で引くと「ふと。思いがけなく。」と出てきます。

 

もし、ある物体が偶然にできたのならば、それは単純な仕組みでできていなければおかしいのです。偶然にできた物体が複雑な仕組みでできるということはあり得ないのです。

 

なぜなら複雑な仕組みでできているということは、そこに何らかの知性や意識が働いているということだからです。

 

先ほどの鳩の仕組みは単純でしょうか?複雑でしょうか?

 

鳩は卵を産んで、その玉子がかえってヒナになり、ヒナは餌を食べて大きくなり、また卵を産みます。

 

そして鳩は空を飛びます。ただ飛ぶだけでなく自由自在に空を飛びまわり、伝書鳩のように自分の行き先を理解しています。

 

もし、鳩が偶然に発生した物体であるならば、その仕組は単純であり人間にも創造できるはずです。

 

しかし人間の科学技術を結集させても、鳩を一から創造できないのはなぜでしょうか?

 

それは鳩が偶然に発生したのではなく、何らかの知的生命体、しかも人間の知能をはるかに超えた科学技術を駆使できる存在が、鳩を創造したと考えるほうが自然ではないでしょうか?

 

このように自然界のあらゆる存在物を検証してみてください。

 

そこには人間の知能をはるかに超越した意識体の存在が、ハッキリと確認できるはずです。

 

そして、その存在こそが“神”(創造主)を意味するものなのです。

 

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