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神はどこにいるのか?

神はあらゆるところに存在する

“神”は宇宙の創造主であり、さまざまな天体や人間や動物などの万物を創造し、摂理と呼ばれる自然の法則を創りました。

 

以前にもお話しましたが“神”とは全知全能であり完全完璧であり絶対無限の存在であるため、不完全で有限の存在である人間が“神”のすべてを理解することはできません。

 

その“神”が、どこに存在するのかという疑問に対して答えるのであれば、人間の理解できる言語内での回答になります。

 

なぜかというと人間の言語は有限であり、無限の存在である“神”を表現することは不可能だからです。

 

そして“神”は人間的な存在ではないため、人間のように「どこにいる?」という言葉では表現できないのです。

 

そこで、わかりやすく説明するために“神”は、ある種のエネルギー体と考えていただくといいでしょう。

 

そのエネルギー体は宇宙全体に放射されており、あらゆる物質を透過してあらゆる場所に存在しています。“神”のエネルギーは、この宇宙で届かない場所はなく、隅々まで行き渡っています。

 

つまり“神”は宇宙の出来事のすべてを知り尽くしていることになり、何人も“神”の目から逃れることはできないということです。(すべてのものは自然法則から逃れられないことから理解できます)

 

そういう意味で「神はどこにいるのか?」という疑問に対しての回答は「神はあらゆるところに存在している」と言えます。

 

しかし誤解してはいけないことは“神”はどこにでも存在していても創造主である以上、宇宙そのものが“神”ではないということです。“神”はあくまでも創造主の立場なのです。

 

すべてのものは神の目から逃れられない

“神”は遠い宇宙の彼方にいるのではありません。
また、豪華で立派な神殿に鎮座しているのでもありません。

 

“神”は24時間365日いつも人間の近くにいて、私たちを見守っているのです。
そして人間の思考から行為まで、すべて知り尽くされています。

 

しかし“神”の存在を人間が間接的に感知することはできても、直接的に感知することはできません。(神は人間の目に見える存在ではありません)

 

ましてや「私に神が降りてきた」とか「私は神である」など自分と神を同格化した人間は、間違いなく詐欺と言っていいでしょう。神と人間が一体化するということは、あり得ないことです。

 

いずれにしろ“神”とは人間を始め森羅万象を創った創造主であり、人間のような不完全な存在ではなく完全完璧な存在であるため、人間の想像をはるかに超えた存在なのです。

 

そして、人間に自由意志を与えるとともに、人間の進化を促すために摂理(法則)も創りました。

 

その摂理に従った(善なる行為)生き方をすれば実り豊かな人生が送れますが、摂理(悪なる行為)に反した生き方をすれば苦難の人生を歩むことになります。

 

人は人間社会では罪(悪い行為)を犯しても逃げ続けることは可能ですが、神の目から逃れることはできません。

 

悪い行いをすれば、いずれは必ず罪の償いをしなければなりません。なぜなら、摂理(自然の法則)がそのようになっているからです。

 

“神”の創った摂理(自然の法則)は完璧で絶対であり、悪い行為をして人を困らせたり苦しめたりすれば、必ず自分に返ってきて苦しむことになるのです。

 

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