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人間の死は怖いものではない

人間は肉体と生命の二重構造になっている

ほとんどの人間は、人の死というものに恐れを感じます。

 

なぜかというと、人が死ぬと呼吸や心臓が止まり血液が流れなくなるため、体が冷たくなり血色が無くなります。そして話すこともしなくなり、すべての反応がなくなります。

 

そのような様子を見ると人間は死ぬと終わりだと感じ、自分も死ぬと反応が無くなり、今まで生きてきた時に得た、知識や思い出などの記憶を失うことが怖くなります。

 

しかし、人が死ぬと呼吸や心臓が止まり、表面上だけ見るとすべてが止まったように感じますが、実は人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に感じない生命の本質は死んでいません。

 

人間は肉体という衣を着て、この世という物質界で暮らしています。そのため人間がこの地球上で生きるためには、物質である肉体を持たないと生きていくことはできません。

 

人間の本質は生命(霊や魂)という一種のエネルギー体であり、肉体との二重構造になっています。例えるなら、卵の黄身(生命)と白身(肉体)のような関係です。

 

そして生命というものに死は無く、終わりもなく永遠に生き続けます。

 

ですから人間の死というものを正確に表現すると「物質である肉体は有限であり、いつか必ず滅びますが、物質ではない生命は無限であり永遠に滅びることはない」ということです。

 

その生命(霊とか魂と同じもの)は個性そのものであり、肉体が滅びた後も個性は滅びることがありません。

 

つまり、人間が死んだ後も今まで体験してきた記憶が消えることはなく、自分という個性も消えてなくなることはありません。

 

死の恐怖から開放される方法

人間の死というものは、肉体という衣を脱ぎ捨てて、別の世界(死後の世界)へ移行するだけなのです。

 

わかりやすく言うと「人間の死というのは新たな旅立ちの時であり、別の世界へ旅行に行くようなもの」なのです。

 

ただ、この世で手に入れた物質(お金などの財産)は、別の世界へ持っていくことはできません。

 

なぜかというと、別の世界はこの世とはバイブレーションが異なるため、物質が存在することは不可能だからです。

 

このような内容は現在の科学では解明されておらず、初めて聞く人にとっては不思議な話であり、夢物語にしか聞こえないと思います。

 

しかし、この内容はすべて事実であり真実なのです。

 

すでに一部の科学者は気づいており、遠い将来には科学で解明される日も来るでしょう。

 

宇宙の真理は永遠に変わることはなく、真実は真実として存在し続けます。

 

人は「人間の肉体は死んでも、生命(霊や魂)は永遠に生き続ける」という真理を手に入れることによって、無知という恐怖から開放されるのです。

 

※ただし、ここで言う「人間の死」とは「寿命による自然な死」のことであり、自殺のような故意による死は行く世界が異なります。自殺という行為は摂理に反した行いであり、死後にそれ相応の代償が科せられますので、絶対にするべきではありません。

 

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