ほとんどの人は人生をムダに生きている
大半の人が人生の目的を知らずに生きている
この世の中で人生の目的を理解しながら、自分の人生を有意義に生きている人は、はたして何人いるでしょう?
以前もお話しましたが「人生を有意義に生きる」ということは「意義のある人生を生きる」「意味や価値のある人生を生きる」ということです。
ここで言う「意義のある人生」や「価値のある人生」とは、自分から見て意義や価値があるのではなく、他人から見て意義や価値があるという意味です。
たとえば困っている人を助けたり、人の役に立つ仕事をしている人は、他人から見て意義や価値のある人生を歩んでいることになります。
反対に、人に迷惑をかけたり人の嫌がることをしたり、怠惰(たいだ)な生活を送りながら人の役に立つ事を全くしない人は、無意味な人生であり価値の無い人生を歩んでいることになります。
また、無意味で価値の無い人生を歩んでいるとまでは言わないにしろ、多くの人は自分の人生のほとんどの時間をムダに過ごしているのです。
なぜかというと、多くの人は「自分は何のために生きているのか?」「自分の人生の行き先はどこなのか?」という人生の目的や目標というものが明確に理解できていないからです。
たとえば仕事でも勉強でも趣味でもなんでもいいですが、目的や目標が明確になっていないとムダな時間だけが過ぎていき、ゴールへの道のりから外れて遠回りをしてしまうのです。
朝起きて仕事に行こうと思っても「何のために会社に行くのか?」「仕事はどこへ行けばいいのか?」という目的や行き先がわかっていないと、一日中フラフラしてムダな時間を過ごすことになるのです。
ムダな人生を歩かないために
現代の社会に生きている人は、人生の目的や目標そして意味が明確に理解できていないため、自分の人生の行き先が分からず、迷路にはまって迷子になっていると言ってもいいでしょう。
そのため、何が善で何が悪かということも分からず、自分が有利に生きれるように価値観を作り上げています。そして自分の価値観に当てはまらないものは全て排除していきます。
そのような考え方が当たり前になると「自分さえ良ければそれでいい」「自分さえ良ければ人はどうなっても良い」という自己中心的な思考が当然のようになっていきます。
自己中心的な思考というものは「摂理」に反することなのです。「摂理」に反する行いをすると、それ相応の結果というものが返ってきます。
実は、私たちが住んでいるこの世界には「摂理」というものが存在しています。「摂理」とは何かというと宇宙全体を支配している力のようなもので、絶対に誤ることのない法則のことです。
この世の中には偶然というものは存在せず、全てが法則によって支配されています。
このことは、宇宙が偶然に存在しているのではなく、ある目的によって創造され「摂理」によって運行されていることを示しています。
もし、この世の中が偶然で支配されていたなら、万有引力の法則も無く、相対性理論も存在せず、現在のように科学技術が発展することはなかったでしょう。
私たち人間の存在も例外ではありません。人間は偶然に存在しているのではなく、ある目的を持って存在しているのです。
しかし、その目的を知って理解すること無く「摂理」を無視して自分勝手に人生を歩むことで、本来の目的から大きく外れて迷子になっている人間が多すぎるのです。
人生の目的や目標を知り真理を探求することで、ムダな人生を歩むこと無く、豊かで意義のある幸せな人生を歩むことができます。
「摂理」に沿った生き方をすることで不幸から開放され、あなたの人生は大きく変わることでしょう。