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人に心を開けない人は人間関係が困難になる

人は時間の経過とともに心を開いてゆく

人は初対面の人に対しては、少なからず警戒心を持ちます。

 

それは自然なことであり、人間の本能的に考えると、まったく知らないものや初めて出会う事に関しては、不安を持ったり身構えてしまうものです。

 

知能的にまだ幼い幼児でさえも人見知りするくらいですから、知能の発達した成人になるといろいろな考えが浮かび、警戒心も強くなります。

 

しかし、初対面からしだいに話をしたり行動を共にすることで、徐々に相手の気持ちも読めるようになり、警戒心も薄れていきます。

 

そして、時間が経過するにつれてお互いの心を開いて、いわゆる「気心(きごころ)が知れる」という人間関係を築くことができます。

 

いちど「気心が知れる」と、よほどのことがない限り、良好な人間関係を続けていくことができるはずです。

 

よほどのこととは、お互いの信頼関係を壊すようなことであり、常に相手の思いを尊重して付き合えば心配はありません。

 

人は良好な人間関係を築くときには、必ず時間の経過とともに、お互いの心を開いてゆくことになります。

 

もし時間が経過しても、お互いの心を開くことができず、お互いの心を閉ざしたままの状態が続けば、いつまでたっても良好な人間関係を築くことは難しいでしょう。

 

なぜなら、そのような時はお互いに相手のことがよく理解できておらず、まだ相手のことを少なからず警戒しているからです。

 

自分の心は相手に読まれている

人間関係という目に見えないものの中で、大切な要素となるのが人間の“こころ”であり、心も人間関係と同様で目に見えないものです。

 

このように人間関係の中で大切な要素である“こころ”というものに対して、多くの人は重要視することをしません。

 

なぜかというと人間の“こころ”は目に見えないので、他人の“こころ”も目に見えないものであり「相手から分かるものではない」と考えているからです。

 

しかし、人間の“こころ”は直接的に目で見ることはできなくても、実は“こころ”の目で見ることができるのです。

 

たとえば、あなたは人と会った時「この人とはなんとなく気が合いそうだ」と感じたことはありませんか?

 

このようなときは、潜在意識の中で相手の“こころ”を読み取っているのです。

 

ですから人間関係の中で“こころ”というものは重要であり、人の“こころ”を無視して自分の頭だけで考えた、うわべだけの気持ちで人に接してもうまくいきません。

 

自分の“こころ”は他人から読まれているという意識で、人間関係を築くことが大切です。そして実際に、人の“こころ”は他人から読まれているのです。

 

このように、良好な人間関係を築くためには、時間の経過とともに自分の“こころ”を開いてゆくことが大事であり、悪意を持った“こころ”で付き合えば、必ず相手に分かってしまうのです。

 

そして、もし相手に対して“こころ”を開くことができなければ、相手も“こころ”を開いてくれることはなく、良好な人間関係を築くことは難しいでしょう。

 

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