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自己中心的な思考の人は人間関係で失敗する

利己的な人は視野が狭い

街を歩いていると、自分の事しか考えていない人を、たまに見かけます。

 

たとえば、道を歩いていて紙くずなどのゴミを平気で捨てる人。あるいは、車の窓からタバコの吸い殻や、ジュースの空き缶を平気で捨てる人。

 

このような行為は、捨てている本人にとっては小さなことで「そんな細かいことをいちいち言うな」と思うかもしれません。

 

しかし、もし自分の家の庭にそのような事をされたら、どんな気分でしょうか?

 

道路といえども、不特定多数の人が利用する公共の施設です。道徳的に考えてもそのような行為は、人の迷惑になることですから許せるものではありません。

 

このような人は、相手の立場に立って物事を考えることができない人であり、自己中心的な性格の人であると言えます。

 

「一事が万事」ということわざがありますが、道路に平気でゴミを捨てる人は、どこでも同じようなことをしているはずですし、そのような価値観を持っている人間だということです。

 

その人にとっては他人が迷惑しようが、他人が困っていようが、自分には関係が無いと考えているのです。

 

他人がどのようになろうと知ったことではなく、自分の欲求さえ満たせればそれで良く、自分の都合で物事を判断する自分勝手な考えの人です。

 

このような利己的な考えの人は、自分の行っていることが正しいと考えており、善と悪の判断ができない、視野の狭い気の毒な人間といえるでしょう。

 

自己中心的な人の結末とは?

自分の都合でしか物事を判断できない人は、すべてにおいてそのような価値観で物事を見て、考えて行動しているのです。

 

つまり、自分の利益を最優先させて、自分の人生の選択肢を選びます。

 

そして、自己中心的な思考の人は、人間関係や人生のあらゆる選択肢で、失敗する方を自然と選んでしまいます。

 

たとえば、車の運転をするときでも、自分が急いでいるときは、スピード違反をしたり追い越しをしてでも、自分を優先させるでしょう。

 

特に車の運転というのは、その人の性格が出ますので、自分勝手な人が車の運転をすると、乱暴な運転をしたり事故の確率が高くなります。

 

そして人間関係においても、自分勝手な人は他人の気持ちを考えずに行動するので、当然ながら周囲の人から嫌がられます。

 

人間関係において自己中心的な人は最悪であり、そのような人に対しては誰も協力しようと思わないですし、困っていても助けようとは思わないでしょう。

 

しかし、そのような人間関係を作り出した原因は本人にあり、すべて自分がまいた種なのです。自己中心的な人は、この世に存在する法則によって平等に裁かれます。

 

自分のことしか考えない人は、他人からも同じような扱いを受けることになります。そして、人間関係で失敗したり苦労することで、少しずつ理解できるようになります。

 

なぜなら、自己中心的な人は他人から忠告されても理解することは難しく、自分が痛い目に会ったり苦しい体験をしないと理解できないからです。

 

そして、自分の欠点に気づいて思考と行動を変えない限り、人間関係が改善されることは無いでしょう。

 

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